演奏会のお知らせ
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最新更新日:2023年8月31日
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鎌倉混声合唱団ムジカおさらぎの第35回定期演奏会が開催されます。
<ウクライナ支援チャリティーコンサート>
日時 : 2023年9月10日(日) 12:45 開場 13:30 開演
会場 : 鎌倉芸術館大ホール
入場料: 無料 (当日、会場でチャリティー募金をさせていただきます。)
出演 鎌倉混声合唱団ムジカおさらぎ
指揮 佐藤ゆり
佐藤望
ピアノ 高須亜紀子
ムジカおさらぎオーケストラ
上のサムネイルをクリックすると大きなチラシがご覧になれます。
第一部は軽快なテンポの良い楽しい曲をピアノの伴奏で演奏します。
第二部は北原葉子さんのピアノ独奏をお楽しみください。
第三部はムジカおさらぎオーケストラと共に演奏します。
<演奏曲目>
第一部 ― ピアノと共に(ピアノ伴奏)
・ 忘れな草 クルティス
・ 最後の歌 トスティ
・ ラ・ノヴィア プリエト
・ ナポリは恋人 レナード・ラシェ
・ マンマ ビクジィオ
第二部 ― ピアノ独奏 北原葉子
・ 幻想即興曲 ショパン作曲
・ 愛の夢 リスト作曲
・ 演奏会用リズム・エチュード ヒメノ作曲
第三部 ― 「オーケストラの響きと共に」(オーケストラ伴奏)
・ 主よ 人の望みの歓びを バッハ
・ アヴェ・ヴェルム・コルプス モーツァル
・ 女心の歌 ヴェルディ
・ 遠き山に日は落ちて ドボルジャーク
・ ペルシャの市場 ケテルビー
・ フィンランディア シベリウス
◎15番ムジカおさらぎ「ペルシャの市場にて」 レッスン終盤にゆり先生から何回も指摘された「場面転換が多いので紙芝居を意識」し、この名曲を仲間と共に気持ちを込めて歌いました。
◎定演全体の感想 各合唱団は、その構成団員の特長を生かした選曲により、日頃のレッスンを重ねて発表され、それぞれの個性豊かなコーラスを楽しむことが出来ました。
◎ムジカグループの各合唱団 それぞれが個性に富んだコーラスを披露し、親・子も共にしっかり歌う、「ジュニア合唱団 なぎさ道」、宗教曲をめざし絶えず教会の響きを聞かせる、混声合唱「ムジコマーニストナート」、安定感ある熟年男性のハーモニーを聞かせる、男声合唱「牧神(パン)」、そして高齢者200名が世界の名曲に挑戦続ける、混声合唱「ムジカおさらぎ」などですが、いずれも鎌倉合唱界の貴重な活動です。
◎コーラスを楽しむ多くの高齢者 今年も多くの合唱団で、高齢の多くの女性・男性が元気に歌われていましたが、人生百年時代を生きる今、コーラスがその励み・生甲斐になっていて、レッスンに通うことが健康維持にも繋がっています。これは今年が米寿の私の実感でもあります。
◎感謝 9月は「ムジカおさらぎ」定演が控えています。日頃お世話になっております佐藤ゆり先生、望先生、高須先生、佐藤洋子さん、有難うございます。そして役員の皆様有難うございます。
報告者:島田直彦(バス)
【講師の先生方の講評】
桑原妙子先生
演奏を拝聴する前から、”スゴイ”と感心しました!
そして、「アッ」という間にペルシャに誘われ、フレーズごとにカラフルな表現で、ペルシャでも
「ドッケシャ」って言うの? いろいろ思っているうちに(もう終わり?)でした。
9月10日のご盛会をお祈り申し上げます。
大田桜子先生
力強く豊かな演奏素晴らしいです。
場面ごとに色彩や表情が変わり、説得力のある味わい深い演奏です。
多人数のためパートの声をあわせるのが大変かと思いますが、パートの声質も統一されバランスの良いハーモニーが響いて来ました。
スケールの大きい演奏を楽しませていただきました。
ムジカおさらぎA
「主よ 人の望みの喜びを」、「あしたうまれる」、「遠き山に日は落ちて」
ムジカおさらぎB
「Ave verum corpus」、「中世風」、「ペルシャの市場」
2019年の第8回から4年ぶりの開催となる第9回「合唱の日」。過去に8回も行われているにも関わらず、我らムジカおさらぎは、今回初参加!
さて、なぜ故「・・関わらず」かと言うと。まずは、「合唱の日」とは?から。
「合唱の日」それは、佐藤ゆり先生が指導なさっている合唱団(ジュニア合唱団1、女声合唱団4、混声合唱団2)と佐藤望先生の指導なさっている合唱団(女声合唱団3、混声合唱団2、男声合唱団1)の合同演奏会。いわゆる兄弟姉妹団同志の、交流を兼ねた演奏の場なのです。ところが、ムジカおさらぎは、佐藤ゆり、佐藤望両先生からご指導頂いているのにも関わらず、過去8回は客席からの参加(金銭的バックアップとも言う)に留まっていました。やはり100人越えの参加は会場規模や演奏会の運営方法に大きく影響するのでしょう。(ちなみに今回参加の合唱団、最少人数は6名。なんと、各パート2名での女声三声合唱でした。拍手!)
新型コロナウィルス感染防止対策の影響から、大人数での舞台発表が難しかったムジカおさらぎですが、昨年10月の市民合唱祭、今年2月の白いうた青いうたフェスティバルで採用した、2グループに分けて参加するという新方式により、今回の「合唱の日」にめでたく初参加となりました。
8月の鎌倉合唱連盟定期演奏会からは今まで通り100人での演奏をお聴かせできるようです。が、来年の「合唱の日」、再び客席参加となるか、はたまた2グループ分け継続か。
どうなりますか?先生!
報告者:金山直子(アルト)
ムジカおさらぎA
「卒業」、「われもこう」、「北のみなしご」
ムジカおさらぎB
「しらかば」、「いでそよ人を」、「南海譜」
2月19日(日)に3年ぶりに漸く「白いうた 青いうたフェスティバル in 鎌倉」が鎌倉芸術館にて開催されました。この日は風が非常に強かった日でしたが、春一番を思わせるとても暖かな日曜日でした。全部で53曲ある中からそれぞれ3曲ずつ選んで13団体が盛大に歌いました。
ムジカおさらぎはコロナ対策の制限で全員が舞台に上がることが出来ませんので2班に分かれて、A組は佐藤望先生の指揮で「卒業、われもこう、北のみなしご」の3曲をプログラム前半の一番で演奏しました。一方のB組は佐藤ゆり先生の指揮で「しらかば、いでそよ人を、南海譜」の3曲を後半のトップバッターで演奏しました。
いずれもピアノ伴奏はおなじみの高須亜紀子先生でした。
A組の「北のみなしご」しみじみとした演奏で感慨深いものがありました。最後に演奏した中学校の合唱団は若い人たちで人数も多くパーカッション入りでむしろ盛り上がった雰囲気のみなしごでした。
今回の演奏会で「われもこう」が4つの団体で歌われ、我々ムジカの混声合唱、年配の男声合唱、小さな子供たちの合唱と雰囲気や趣が異なり興味深く聞き入りました。
全体的に長かったコロナ禍からの解放感にあふれ活発な歌声でしたし、子供たちの合唱団ではノーマスクでの演奏もあり、やがて全面解放される日が近いような期待が持てました。 例年は演奏が終わる度に作曲者の新実徳英先生が講評や質問などの壇上とのやり取りがありましたが、今回は会場の都合で後ろの団体の使用予定が入っていて、時間的な制約があり十分なゆとりのない慌ただしい演奏会になってしまいました。
最後に新実先生の指揮、高須先生のピアノ伴奏で会場全体で「卒業」を歌い閉会となりました。
なお演奏会の冒頭に佐藤ゆり先生が代表としてご挨拶をなさいましたが、松尾市長のメッセージも代読され、この会のin鎌倉の市民とともにある意義が示されました。また恒例の会場での寄付金の募集趣旨がウクライナ難民の支援となっていましたが、最近になってトルコ・シリアの大地震の被害の大きさに鑑み趣旨を変更されてとの説明がなされました。
世界中が紛争と事件に悩まされておりますが一刻も早く平穏な日常が戻ることを期待して止みません。
報告者:窪田芳夫(テノール)
ムジカおさらぎA
「鎌倉市歌」、「忘れな草」、「最後の歌」
ムジカおさらぎB
「ラ・ノヴィア」、「マンマ」
よく晴れた秋の日10月30日(日曜日)の午後いっぱい、3年ぶりの鎌倉市民合唱祭が鎌倉芸術館大ホールで開催されました。32の団体が参加、それぞれの持ち味を生かした歌を披露しました。
ムジカおさらぎは今回の舞台定員(50名)に合わせて、A・B2つの、それぞれが50人のチームを組んで参加しました。テノール・バスが各数人という編成になりました。
合唱祭の先頭を担ったAチーム(指揮=佐藤ゆり先生)は、先ず「鎌倉市歌」を歌い、次いでクルティス作曲・音羽たかし訳詞「忘れな草」、そしてトスティ作曲・水木修訳詞の「最後の歌」を披露しました。どちらも女性に去られた男の未練つきない心の歌。前者は時間制約から一番のみ。後者は歌の流れに沿った表現をしっかりとつけて歌いました。
第2部先頭に登場のBチーム(同=望先生)の歌は、プリエト作曲・あらかわひろし訳詞「ラ・ノヴィア」とビグズィオ作曲・あらかわひろし訳詞の「マンマ」。だれもが知る有名曲をメリハリたっぷりに歌いました。マンマを歌うとこちらも(おそらく)聴衆も、歌の張りに痛快さを感じたよう気がしました。
どの団も工夫を凝らして歌いましたが、個人的にはフラウエンコア・ヴォンネ(団名)のアフリカの歌、初めてまとまって聴くアフリカの結婚式の歌と自由の歌の2つが印象に残りました。選曲もアフリカ色の衣装もドラムなどパーカッションの響きも魅力的でした。
合唱祭が開催できて当たり前の社会にはやく戻りたいものと思います。来年また大勢で共に歌えることを願っています。
報告者:石賀忠勝(バス)